こんにちは!ほどく行政書士事務所・行政書士の村下です。「開業届の控えを提出してください」融資の相談、補助金の申請、屋号名義の口座開設など、開業後は「開業届の控え」を求められることが度々あります。しかし、令和7年(2025年)1月から、税務署では提出書類の控えに収受日付印を押さなくなりました。そのため、e-Taxによる開業届の提出が一般的になりつつあります。当事務所でも補助金申請等をスムーズに行うために、電子申請をお勧めしています。とはいえ、電子申請した際のデータを、きちんと保管しているでしょうか。「開業届を提出したことが分かるものを出してください」と言われて、いざ探してみたら、データが手元にない――。そんなこともあるかもしれません。今回は、e-Taxで提出した開業届の控えの取得方法を、実際の画面に沿って説明します。e-Taxで提出した開業届の控えは、どうやって出す?e-Taxで開業届を提出した場合は、次の2つを確認しておくと安心です。① 受信通知e-Taxのメッセージボックスで確認できる通知です。税務署名、受付日時、受付番号などが記載されており、いつ提出したのかを確認できます。② 開業届のPDF実際に提出した「個人事業の開業・廃業等届出書」そのものです。「開業届の控えを提出してください」と言われた場合は、まずこのPDFを用意します。提出日の確認まで求められた場合は、受信通知も一緒に提出するとよいでしょう。e-Taxから開業届のPDFを取り出す方法1.e-Taxソフト(WEB版)にログインするe-Taxソフト(WEB版)ログイン画面個人のメッセージボックスを確認するには、マイナアプリによる認証が必要です。スマートフォンにマイナアプリの最新版がインストールされていること、有効な電子証明書が搭載されていることを確認してください。2.「お知らせ・受信通知」を開くログイン後、TOP画面から「お知らせ・受信通知」を開きます。3.「個人事業の開業・廃業等届出」を探す受信フォルダの一覧から、「個人事業の開業・廃業等届出」に関する受信通知を選択します。提出から120日以上経過している場合は、「直近」ではなく「120日以前」のタブに移動しています。4.「帳票を表示する」をクリック受信通知の画面にある「帳票を表示する」をクリックします。ここに受付日時や受付番号などが表示されます。この画面が、「いつ提出したか」を確認するための資料になります。5.「個人事業の開業・廃業等届出書」を選択する作成する帳票を選択する画面が表示されたら、「個人事業の開業・廃業等届出書」にチェックを入れ、「帳票作成」をクリックします。6.PDFを保存する「PDFの作成が完了しました」と表示されたら、「表示」をクリックします。開業届のPDFが表示されるので、パソコンなどに保存しておきましょう。これで、e-Taxで提出した開業届の控えを用意できます。本記事は2026年9月時点の制度をもとに作成しています。e-Taxの画面構成や操作方法は変更される場合があります。参考国税庁「令和7年1月からの申告書等の控えへの収受日付印の押なつについて」e-Tax「メッセージボックスについて」